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歯科医師と衛生士のための栄養学

近年「食育」のなかでも噛むことの大切さが、改めてクローズアップされています。この原点は、1981年に歯周病学会元理事の片山恒夫博士の「デンタル・セルフケア」の根本は食事改善指導にあるとの指摘にさかのぼります。この指摘への回答として、1998年に発刊されたのが『歯科医師と衛生士のための栄養学』です。この中で、“歯科医師”が家庭医として重要な役割を担える可能性を指摘し、 “歯科衛生士”が、「デンタル・セルフケア」の普及・実践指導者として重要であることを提言し、噛むことからの「栄養改善」のあり方を具体的に述べています。

  • 第1章 食育のすすめ/高齢・少子化時代のデンタル・セルフケアと成人病の予防
  • 第2章 食占いと歯相学/食べ物の嗜好と歯並びで気質と病気の傾向を判断する
  • 第3章 生と食と性/なにげないデートの食事で「子どもの一生」が決まる
  • 第4章 食の原理/あなたは「遠い親・きょうだい」を食べている
  • 第5章 適応食と食伝/一般指導と個別指導としての臨床栄養学
  • 第6章 食道楽の帰結/グルメの元祖・村井弦齋翁『食生活心得帖』からの教訓
  • 第7章 長命社会の悩み/高齢者は寝たきり長命で戦後世代は短命のおそれ
  • 第8章 実践栄養学/好きなものだけを食べていて健康は維持できない
  • 第9章 食物と食品/化学農法・養殖の登場とサプリメント食品の系譜
  • 第10章 食品の選択/健康の絶対条件「食品の安全性」を吟味する
  • 第11章 食品と波動/精神身体医学と波動理論の登場
  • 第12章 噛むと咬合/噛むことと「唾液の効用」と文明病としての「不正咬合」
  • 第13章 歯科界の展望/「ホーム・ドクター」としての歯科医師への期待
  • 「デンタル・セルフケア」のすすめ

    第17回日本歯科医学会総会採択の「表題」について、本書は同時に「ガンを含む生活習慣病の予防」に通ずるもので、近代医学成立後の一大画期であるとの指摘に刮目したい。

    日本歯医史学会監事 長谷川 正康
    (東京歯科大学名誉教授・医学博士)

  • 健康な歯を守り育てるホーム・ドクター

    私たち歯科医師と歯科衛生士にも求められる必須微量元素“フッ素”の歴史的問題から“食”に関する知識まで幅広く言及した本書は、歯科界の将来像を示すものとして推薦します。

    国際歯科連盟・部会幹事 市来 英雄
    (鹿児島市来歯科院長)

  • 命の源は食、消化の出発点は噛む噛む

    分析は科学の基礎だが、全体から眺め直さないと危険。山中に深入りし全貌を見失った現況に鑑み、綜合医学に命を賭けた日野・蓬田栄養学の集大成が本書。引用書目多数。

    生態学的栄養学研究会顧問 大黒 勇
    (東京医科大学名誉教授・医学博士)

『歯科医師と衛生士のための栄養学』推薦文より

著者:蓬田康弘、田浦勝彦 発行所:日本歯科新聞社、1998年刊、定価2,667円+税

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