マザマローについて/ミネラルって何?

他の栄養素に比べて、なんとなくわかりにくいのが「ミネラル」。そこでミネラルの正しい知識、意外な事実をご紹介します。

真実1/「ミネラル」とは?

ミネラルは、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンと並んで、人体に必要な五大栄養素のひとつです。

代表的な成分はカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛ですが、その他、カリウム、リン、ナトリウム、銅、マンガン、セレン、ヨウ素、フッ素、などの微量元素を総称して「ミネラル」と呼びます。

真実2/ミネラル不足は大問題

ミネラルの成分であるさまざまな微量元素は、個々にとても重要な働きをしており、どれも不足したら大変です。
そこでまず、代表的なミネラルの働きをご紹介します。

  • カルシウム

    • 骨・歯の原料となる
    • 筋肉の収縮・伸長
    • 体液のアルカリ性の維持
  • 鉄

    • 赤血球の材料となる
    • 筋肉などの臓器でエネルギー代謝に関与
  • マグネシウム

    • 骨格形成を助ける
    • 酵素の補酵素として働く
  • 亜鉛

    • 酵素の構成成分となる
    • 代謝調節に関与

このようにミネラルは、骨や歯の重要な構成成分となるだけでなく、体の調節にも必要なことがわかります。

ところが骨密度は20歳をピークに徐々に低下し、加齢と共にミネラルの貯蔵量も少なくなってしまうので、骨密度の維持が重要となります。

骨のミネラルが不足すると、骨が弱って骨折しやすくなったり疲れやすくなり、集中力や忍耐力が低下するなど、さまざまな心身のトラブルに関係するため、そのバランスを保つことは健康維持にも不可欠です。

特にミネラルの場合は、バランスがくずれてきても“炭水化物が不足するとお腹が空く”というようなわかりやすい自覚症状が出にくいだけに、日々の注意が必要といえます。

真実3/食事だけではうまく摂れない

毎年行われている「国民健康・栄養調査」によると実は日本人のミネラル摂取量は、これまでに一度も目標に達していません。

50年以上前は不足していたタンパク質・脂質は過剰傾向にある一方、ミネラルだけは慢性的不足状態が続いているのが現実なのです。

欧米化した最近の食生活はミネラルが不足しやすい内容になりがちで、ミネラル豊富なヨーロッパの土壌と違い、日本の土壌は火山国であるために酸性土壌が多く、もともとカルシウムをはじめとするミネラル分が少ないのです。

つまり、普通に食事をしているだけでは、どうしてもミネラル不足は避けられません。ミネラルは普段の食事から摂るのが理想的ですので、薬のような合成物ではない食品で摂るのと同じ状態で摂れる栄養補助食品で不足分をしっかりと補いたいものです。

「私は普段食品を選ぶ時にカルシウムが添加されているカルシウム強化食品を心がけて買っているから大丈夫ね」と思っている方は要注意!ミネラルバランスが偏ると骨を強化するつもりが逆に骨を弱くしてしまう心配があるからです。

精製骨粉(骨ミネラル)が主原料のマザマローは、ヒトの骨と近似した構成比で、諸種ミネラルがバランスよく含まれているところに、重要な意味をもっています。

真実4/ミネラルはバランスが命

骨は、タンパク質に加え、カルシウム(=リン酸Ca。炭酸Caは存在しません)・銅・鉄・マグネシウム・亜鉛などの様々なミネラル成分で出来ていて、骨の恒常性によってそれぞれのミネラルの構成比は常に一定の比率になるようにプログラムされています。
ですから常にバランス良くミネラルを摂取していないと、骨や歯はきちんと出来ていかないというのが真実なのです。

血液のpHは弱アルカリ性で、すこしでも酸性に傾くと骨からカルシウムが溶けだし一定を保とうとしていますが、補充され過ぎると骨が弱るばかりか、血中カルシウム濃度が上がり過ぎてしまいます。

また吸収率の高いカルシウムについては、血中カルシウム濃度が急上昇すると一時的に高カルシウム血症と同じ状態になってしまいます。しかも、腎臓を通して体外に排泄できなかったカルシウムが血管や腎臓に付着して固まり動脈硬化が進行してしまいます。そして一旦付着したカルシウムは二度と取れません。

このように血液中にカルシウムが過剰になりすぎて、逆に骨を弱くしてしまう逆転現象を「カルシウムパラドックス」といいます。

実際に「カルシウムを、吸収率の高さを競って作り出されたサプリメントや牛乳などに頼って摂取することで、血中カルシウム濃度が急上昇し、逆に動脈硬化や骨粗鬆症を引き起こしてしまう」という論文が『British Medical Journal:英国で一番権威がある医学情報誌(2010年8月7日)』に発表されています。


注)恒常性(ホメオスタシス)とは、外部環境から影響を受けたとしても生物の内部環境を一定に保って生存を維持しようとする現象です。恒常性が破綻するとカルシウム沈着による動脈硬化や骨粗鬆症など、さまざまな病気を引き起こします。

真実5/カルシウムが不足すると、骨が溶ける

体内のカルシウム99%は骨と歯にあり、1%が血液中などで重要な働きをしています。

繰り返しますが、血液中のカルシウムの濃度は常に一定に保たれるようになっていて、カルシウムが補給されずに不足してくると、骨を溶かして血中濃度を保とうとします。

このことからも、常に体内の血中カルシウム濃度を一定に保てるカルシウムをはじめとする諸種ミネラルをバランスよく摂ることが非常に大切だということがわかります。

ちなみに、カルシウムは体重の2%必要です。体重50kgの人なら1kgは体内になくてはいけません。しかも尿や便などで毎日600mgくらいが自然に排出されてしまうのです。

現代社会は化学物質が蔓延しているために、知らず知らずのうちに体内へ取り込まれてしまい、ガンやアレルギーの大きな原因の1つとなっています。それらの体内に入り込んでしまった化学物質を体外に排出する働きも、カルシウムをはじめとするミネラル類が有効に作用しているといわれています。

真実6/赤ちゃんのミネラルは、お母さんの体の中から

お母さんの体の中で赤ちゃんがすくすくと育つには、材料となるミネラルが必要です。そのミネラルはすべて、お母さんの体に貯えられたものから供給されるのです。

骨の骨髄は、全ての血液細胞を造る“健康の要”であり、母乳は血液が変化したものなので元は血液なのです。 ですから出産後の母乳の中のミネラルも、お母さんの体の中から供給されます。だからこそ、妊娠中や授乳期のお母さんは、赤ちゃんの分までより多くのミネラルを摂取する必要があるのです。

【参考文献】 「優秀児が生まれる本」潮文社 刊 蓬田康弘 著
「0歳からの英才食」潮文社 刊 蓬田康弘 著

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